解体費用の内訳詳細と価格の違いを産む要因

解体工事ってどのくらい費用がかかるの?

解体工事を依頼する際、見積書を受け取って

「本当にこの金額は妥当なの?」「実は高く請求されているのでは?」と心配になることはありませんか?

このページでは解体工事に必要な費用の内訳を弊社の過去実績を基にご紹介させて頂きます。

 

▽目次

項目別の解体費用内訳

解体工事に必要な費用は大きく

・仮設工事費用 ・解体工事費用・整地費用

・産業廃棄物処分費用 ・諸経費 ・営業利益

に分けられます。(下記グラフ参照)

 

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この項目だけでは、専門知識の無い方には分かりづらい所もあるかと思われます。

各費用の内容を解説していきますのでご参照ください。

 

仮設工事費用

仮設工事とは、工事中、作業を安全かつスムーズに行うために設ける
一時的な施設や設備を組み立てる工事のことです。

仮設工事の具体的な内容

・仮設足場設置

足場を設置するための費用です。(架面積㎡)×単価で計算されますので、

解体工事に必要な足場の掛け方や、シートの種類によって価格が変動します。

 

例えば、

開けた土地(隣接した建物が無い)にある倉庫や小屋を壊す場合などは、工事に必要最小限の

【枠組み足場】程度しか必要ありません。

 

しかし、周りが建物に囲われており近隣の家屋との距離が隣接している2階建ての家などの場合は

周囲4面×2階分の高さを足場で囲い、シートで防音・防塵対策が必要なことも多く

解体対象の家屋の状態や周囲の環境によって仮設足場の価格は変動します。

 


・仮囲い

工事期間中仮に囲う囲いで工事区画を明らかにし、

関係者以外の立入禁止、盗難防止、区画外への資材、粉塵などの飛散防止などをおもな目的とします。

木造の一軒家などでは基本的にカラーコーンやロープで囲う程度ですが、解体対象となる建築物が大型の場合、

高さ1.8m以上の防護板で板塀を作ることもあります。

 


・仮設電気

工事期間中に引込む電気とその間に使用する電力に対しての費用です。

 


・仮設水道

工事用に儲ける水道設備の費用です。

 


・養生

仮設足場に掛けるシートや、近隣の車に掛ける自動車養生カバーなどを指します。

仮設足場に掛けるシートには、メッシュシート・防音・防塵・防火などの種類があり使用するシートによって価格も異なります。

 


・重機運搬経路補強

ユンボなどの重機で解体工事を行う場合、重機が移動する箇所のアスファルトなどを傷付けない為の補強や

重機が入るために必要な撤去工事などを行います。

 


・搬出経路確保

樹木や草木、家財道具などで廃材の搬出経路が塞がっていたり、出入りが危険な場合などは

工事前に伐採や家財道具の撤去などを行い搬出経路を確保します。

 


 

解体工事費用

建築物の取り壊しにかかる費用です。

一例として

・上家の取り壊し

・基礎、土間の撤去

・その他、お客様の要望による解体、撤去費用

などに掛かる費用が対象です。

 

主に、【職人の人件費】 × 【人数】 × 【取り壊しに要した日数(日)】で必要な金額や

重機のリース料金、(自社で重機を持っている場合は維持費)になります。

職人の腕の良さや、人数によって大きく変動します。重機をリースで使用する場合も日数によって

リース料金が増すため、重機を扱う職人の技術によって大きく費用が変動します。

 

「解体工事で職人の腕の良さって何だろう?」と思われた方は下記ページもご参照ください。

解体費用に直結する腕の良さと工期の関係

 

手バラシ解体の場合

重機を使わない手バラシでの解体工事では、

瓦下ろし、屋根の解体、間仕切り・内壁解体、外壁・主要構造躯体撤去、床上げ、基礎土間の撤去

といったように家屋を各パーツごとに順に壊していきます。

重機と比べると、解体にかかる期間は少しかかりますが

隣同士が隣接している家屋の解体や、道路・歩道に面した工事の安全性が高いことや

産業廃棄物の仕分けが確実に行える事で廃棄物の処理費用を抑えることができるというメリットがあります。

また、重機で解体した場合は重機が踏み潰した廃材を拾い集めるのに時間がかかるので最終的な工期は大きく変わらない事が多いです。

 


重機での解体の場合

ある程度、家屋のサッシや内壁などを撤去した後に重機で家屋を壊します。

SRC(鉄筋鉄骨コンクリート)のアパートなど人の手では壊せない建築物や、

開けた土地にある(立地のいい)家屋の解体に適しています。

上記項目にも書いたように、木造家屋の場合は倒すまでの期間は早くなりますがその後の廃材の仕分け作業には時間がかかります。

また、重機を使用するコストも掛かるため工事費用に影響します。

 


 

産業廃棄物処分費用

解体工事に伴い、発生した廃棄物の処理費用になります。

・瓦

・木材(木造家屋の場合)

・内壁(石膏ボードや土壁など)

・外壁(トタン、サイディング、モルタル、タイルなど)

・家財道具の残留物がある場合

・土間、基礎、ブロック塀などのコンクリートやブロック

・ガラス、サッシ類

・風呂桶、便器、キッチンシンク

・ルーフィング(屋根防水下地)や断熱材

・庭木、庭石、雑草

上記のような内容が解体工事で発生する廃棄物の内訳になります。

産業廃棄物は、所定のリサイクル業者や処理業者にしっかりと分別して搬出する必要があります。

 

中には分別の手間暇や、廃棄物の処理にかかる費用を削減するために山中などに不法投棄する悪徳業者も存在します。

解体業者を選ぶ際は、廃棄物の処理もしっかりと行っていることを確認しておきましょう。

 

 

不法投棄については下記ページもご参照ください。

・施主にも罰則が科される解体工事の不法投棄

 

整地費用

建築物の解体工事終了後に、土地をならし地固めをするための費用です。

解体工事後は大量の木片・金属片などのガラが発生します。

大きなものは廃棄物として運搬され処分されますが、細かい塊(ガラ)が大量に残っていて建築時に邪魔になる程度の場合、それを片付ける費用が発生します。

基本的に基礎があった部分まで地中を探り大きなガラが残らないように整地を行います。

解体後の用途に合わせて、粗整地、砕石舗装、盛土、鋤取り、土留など仕上りに求める状態が異なりますので

解体業者に解体後の用途を説明し、必要な処置をお願いしましょう。

 

解体後の用途別の仕上りが気になる方は下記ページもご参照ください。

・解体前に把握しておくべき整地の種類と仕上がりについて

 

諸経費

 

解体工事に伴う経費は以下の通りです。

・近隣挨拶費用

工事前後の近隣挨拶に掛かる費用です。粗品の購入費や人件費が挙げられます。

 


・借地料

工事の際に駐車スペースや足場スペースのために借地料が必要な場合、諸経費に計上することがあります。

 


・燃料代

廃材の運搬に使用する車両や、ユンボなどの重機、移動に使用する車両を含めた工事車両の燃料代です。

 


・保険料

解体工事の際に加入する保険の料金です。

工事現場における不測かつ突発的な事故によって

保険の対象に生じた物的な損害を補償します。

 

営業利益

 

上記項目の全ての費用を差し引きした残りが営業利益となります。

事務所の家賃や光熱費、広告宣伝費など会社の運営費となります。

 

まとめ

金額が大きく変動するのは「解体費用」と「産業廃棄物処分費用」

解体工事費用の内訳をご紹介させて頂きましたが、

「解体業者によって価格が大きく変動するのは何故?」と思われる方も多いのではないでしょうか。

項目によってはどの業者が行っても変動しないものもありますが、一番大きく価格に影響するのは

「解体費用」と「産業廃棄物処分費用」です。

解体工事を

 

「何人で行い」

「何日で完工させ」

「どうやって解体するか(重機をしようするのか、手バラシで解体するのか)」

 

ここで解体費用が大きく変わります。

期間は短いが大人数で作業を行っている場合や、少人数だが長期間かかってしまうとなると

全体的な費用が増えてしまいます。

 

また、廃棄物の処理もしっかりと分別を行い、近隣の処理業者の中で価格の安い処理場を把握していることで

必要な費用を抑えることができます。

解体工事を専門としている会社と、そうでない会社ではノウハウや知識によって価格が大きく変動します。

また、依頼した業者が直接解体工事を行わず、下請け業者に回す場合などは中間マージンが発生することが多く

見積金額が20%程変わってくることもあります。

 

見積書を見て気になる箇所がある場合は、解体業者に確認してみるのも一つの手でしょう。

 

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